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技術サポート/ SUPPORT

SPACECOMレンズテクノロジー

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ご使用されるイメージセンサーをご参照ください。

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焦点距離

レンズの主点から像面までの長さを焦点距離といいます。
この数値が大きいほど望遠になり、小さいほど広角になります。焦点距離は画角と連動しております。

画像:焦点距離

Fナンバー

 Fナンバーはレンズの明るさを表す数値です。 Fナンバーが小さいほど明るいレンズとなります。
Fナンバーはレンズの有効径(入射瞳径)と焦点距離の比率により決定されます。

F No.=焦点距離/有効径

画角

画角とはそのレンズが映し込める範囲のことで、角度で表します。
焦点距離が長くなれば角度は狭くなり、焦点距離が短くなれば角度は広くなります。

画角の式
画像:画角

ディストーション

結像する像面が理想像点の位置からずれてしまい
被写体との相似関係が崩れ、像が歪んでしまう現象を歪曲(ディストーション)といいます。
ディストーションには、糸巻き形に歪むものと、樽形に歪むものがあります。

TV.Dist(%)=Δh/h×100
ディストーション

光学倍率

物体と像との結像関係には下記の関係があります。

倍率の式倍率

上記のXを簡易的にWDと置いた時、以下の様にレンズ選定が可能です。

例1) 1/3"カメラ(水平4.8mm)に焦点距離20mmのレンズを装着すると、被写体距離が5mの時、どのくらいの範囲の被写体が撮影できるか?
 4.8/y=20/5000 y=1200mm

例2) 1"カメラを使い、光学倍率0.05×で撮影したい時、WDを500mmとした場合、どのレンズを選定すればよいか?
 0.05=f/500 f=25mm

例3) 焦点距離16mmのレンズをWD100mmで撮影したいが、MOD※が足らなかった時、何mmの接写リングを取り付ければよいか?
 16/100=X´/16 X´≒2.5mm

上図のa-WDである、前側主点位置を考慮した場合、より精度の高い計算が可能となります。前側主点位置については、お気軽にお問い合わせください。

解像力

解像力とはレンズ結像性能の指標で、1mmあたりに何本の線が解像できるかを表します。解像力は、白黒を1ペアとして、○○lp/mmで表記されます。
画像の中心から周辺まで、一定の解像力が保たれていることが重要です。

MTF

Modulation Transfer Functionの略です。
白黒のラインペアがどのくらい解像しているのかという数値でコントラスト(%)の比と空間周波数(lp/mm)で表します。

MTF

コーティング

レンズは光線が入射したその表面で4~10%ほどの反射を起こします。
レンズ枚数の多いレンズなどでは光の透過量に大きなロスを生じることとなります。さらに反射光が他のレンズ面にあたり複雑な内面反射を起こしてから像に到達すると、フレアーやゴーストなどのノイズが発生し、映像を大きく劣化させる原因となります。
その為、反射防止膜というコーティングをレンズ表面に施し反射光を発生させないようにする必要があります。
SPACECOMレンズは多くの製品にARワイドバンドコートを導入し、可視光~近赤外まで広い波長域で透過率の高いコーティングを施しています。また、SWIR領域に特化した特殊コーティングを施した、SWIR製品を展開しております。

透過率
SWR

被写界深度

物体が前後してもピントがボケない範囲の事を、被写界深度といいます。
被写界深度はWD、焦点距離、Fナンバー、許容錯乱円を用いて以下のように考えることができFナンバーを大きくすると、被写界深度は深くなっていきます。

被写界深度の式被写界深度